こんにちは。あんころもちです。
先日、長年悩まされてきた痔の手術を受けてきました!
手術を受けるか受けまいかすごく悩みましたが…。
手術を受けてよかった!
もっと早く病院に行っていればよかったな…。
と思ったので痔のことで悩まれている方の役に立てればと思い、
痔の治療についての体験談を記録しておきたいと思います。
今回の痔の治療についてお話する前に簡単に私の自己紹介をします!
初めに私の自己紹介から!
- 20代
- 1児の母(2023年7月に帝王切開で出産)
- 現在育児休業中
- 子供の頃からお腹が弱い&便秘がちで下痢か固い便をすることがほとんど
- 高校生の頃から痔(イボ痔&切痔)に悩む
- 3ヶ月に1度くらいのペースで排便時にお尻が切れる(出血で便器が真っ赤になる)
- 排便時に毎回お尻から何かが出る(のちにイボ痔と知る…)
- 排便後お尻から出ている何かを自分の指で毎回押し戻していた
- じっとしていられないほどの痛みがあるときは、ボラギノールを塗って耐えていた
- 23歳で初めて肛門科を受診する
- そのときにお尻から出ている何かは痔ではないと言われ切痔用の塗り薬を処方されて終了
- 痔ではないならとその後病院に行かなくなる
- 痛くなってはボラギノールを塗るを繰り返していた
このような感じで長い間痔の症状に悩まされてきました。
今回もまたいつものようにボラギノールを塗っていましたが、
あまりにも痛すぎて再度、肛門科を受診しました。(前回と別の病院)
この時の受診からの記録になります!
初診〜手術前日
【2023年10月末ごろ】
排便時に切れ、便器が真っ赤に。(いつもの事だから驚かない)
お尻から何かが出ているため指で押し戻そうとするが、痛くてなかなか押し戻せない…。
痛みと早く子供の元へ戻らなければという焦りで汗をかきながら、結局15分かけて押し戻しました。
なんとか押し戻した後も、お尻がジンジンしてじっとしてられないほど痛む。
家事をしたりして、体を動かしていると痛みが紛れたので掃除ばかりしてました。
お尻痛みレベル:★★★☆☆
【2023年11月2日】
痛みに耐えきれず、肛門科を受診。
家から近くて、女の先生がいる病を探して受診しました。
診察室に入ると男の先生、、、!?
(後で知ったが、女の先生は産休中とのこと…。)
ベッドに横になりお尻を出してその上にバスタオルをかけて診察。
①お尻を開いて目視で診察
②ゼリー?軟膏?を塗りつつ指で触診
③お尻の中を見やすくするための器具を挿しこみ診察
①から③までの時間はあっという間だったと思うけど、
痛いし恥ずかしいしですごく長く感じました…。
診察後、お医者さんから今のお尻の状態についての説明。
切れ痔とイボ痔だね〜
見る限り慢性的なものだから手術をお勧めするよ!
結構ラフな感じで手術を勧められました。笑
診断結果と手術についての説明をまとめると…。
- 裂肛(切痔)と痔核の診断
- 裂肛も痔核も慢性的なものなので内服薬や軟膏では治らない
- 裂肛は20代から30代の女性がなりやすい
- 裂肛に対する内括約筋側方切開術と痔核切除術を勧められる
- 手術自体はとても簡単なもの
- 毎週5〜6人がこの手術を受けている
- 2泊3日の入院が必要
- 入院費と手術費で約6万円
- 手術を受けた人のほとんどが「もっと早く手術を受ければよかった」と言う
- 手術を受けるのか、日程などは後日電話で相談
この日は手術を受けるか受けないかの判断をせず、
イボ痔の腫れを引く薬と軟膏を処方してもらいました。
お尻痛みレベル:★★★★☆
【2023年11月3日〜12日】
痔の手術を受けるか受けないかとても悩みました…。
悩んだ理由は、
- 入院中の子供の預け先
- 入院手術費用
- 手術が痛そう
旦那が職場に休みをもらえないか掛けあってくれて、「3連休が取れそう!」とのこと。
そして、「この先もずっと痛い思いをするなら今、治しちゃった方がいいんじゃない?」
と旦那から後押しを受けて、手術を受けることを決意しました!
【2023年11月13日】
手術の日程の相談のため病院に連絡。
希望している日程で手術が可能とのことと、手術の前に検査が必要とのことと言われました。
病院で検査を受けられる曜日が決まっていて候補日が少なかったことと、
子供の健診などでうまく日程が取れず、2日間に分けて手術前の検査を受けることになりました。
【2023年11月30日】
手術前検査1回目。この日の検査内容は
- 身長と体重の測定
- 血液検査用の血液採取
検査の後に入院の事務説明をしてもらいこの日は終了。(処方箋なし)
【2023年12月14日】
手術前検査2回目。この日の検査内容は
- マノメトリー(お尻の内圧検査)
- お尻の感覚検査
どちらの検査もお尻の中の検査になるので、検査用の器具が入れられるたび痛みが…。
検査を担当してくれた看護師さんは、
今は痛いと思うけど、
手術後同じ検査をするときは全く痛くないからね!
痛すぎて私は心の中でこう思ってた…
こんなに痛いのにそんなわけないよ〜
絶対ウソだよ…術後怖いな…。
検査の後、先生と手術の麻酔についての説明と相談。
うちの病院は全身麻酔と局所麻酔が選べるよ!
どうする?
帝王切開の時が局所麻酔で、意識がある中手術を受けて怖かったので…
全身麻酔でお願いします!
手術当日にサインして持ってくるようにと、手術の申込書を渡されてこの日は終了。(処方箋なし)
お尻痛みレベル:★★★★☆
【2023年12月20日】手術前日
特に変わったこともせず、いつもと同じように過ごしました。
食事も意識する事なく、普段と同じものを食べました。
そして、入院に必要な持ち物を病院からの案内を参考に準備しました。
入院に必要な持ち物はこんな感じ!
- 診察券
- 保険証
- 入院預かり金
- 手術の申込書類
- 歯磨き
- ボディーソープ
- シャンプー
- リンス
- タオル
- 箸
- 湯のみ
- パジャマ
- 肌着
- スリッパ
- ティッシュ
- ゴミ箱用の袋
- イヤホン
病院からの案内の他にこんなものを持っていったよ!
- 飲み物(500mlの水を2本)
- スマホの充電コード
- 医療用弾性ストッキング
- 生理用ナプキン
- 小銭
- マスク
出産のときにたくさん飲み物を飲んだことを思い出して、水を2本持参!
事前にスマホの充電コードは貸出がないと教えてもらっていたので、
忘れないように1番初めにカバンに入れました。
医療用の弾性ストッキングは病院からの案内に記載がありませんでしたが、
帝王切開の時に「麻酔を使う時は血栓予防のために必ず履いてもらってるのよ〜」と
助産師さんが話してくれたことを思い出して念の為カバンにIN。
入院期間と生理が被ってしまったので生理用のナプキンを持参しました。
小銭は自販機で飲み物を購入するように100円玉と10円玉を数枚用意。
入院バックの準備を終えて、子供を寝かしつけ私も就寝。
手術当日〜入院中
【2023年12月20日】
入院当日の朝は絶食なので何も食べず。
10時までは水を飲んでもOKだったので水を飲んで空腹を誤魔化していました。
旦那に送ってもらい9時50分頃病院に到着。
少しの間、子供と会えなくなるのでバイバイがとても寂しかったです…。
その後、受付で手術を受けることを伝え入院する部屋に案内してもらいました。
荷物置いてこれに着替えて待っててね〜!
全裸に直で入院着を着て(私は生理中だったのでショーツ着用)少し待機。
少し経った頃に看護師さんが戻ってきて、手術の時間までの流れを説明してくれました。
手術の前に腸の中を空にするために浣腸
看護師さんが処置してくれました
浣腸の効果でトイレに行きたくなるので、そこで全て出し切る!
点滴をするために腕からルートをとります
手術開始予定は14時だけど、午前中の外来が終わり次第開始になるから多少前後するかもと言われる
11時頃浣腸されすぐにトイレに行きたくなり、全て出し切りました。
この時もお尻が痛くて、イボ痔を押し戻すのに時間が掛かりました。
お尻痛みレベル:★★★★☆
ベッドに戻って少しした頃に看護師さんが来てルートをとり、点滴が始まりました。
ここからは手術の時間までひたすら待機。
手術前で緊張と不安が大きかったですが、
動画や見逃していたテレビドラマをスマホで見て心を落ち着かせていました。
産後こうしてゆっくりドラマを見る時間がなかったので、
この時間が少し嬉しかったりしてました笑
14時ごろに看護師さんが来て、
外来が押してて手術開始が14時45分に変更になったよ!
と自由時間の延長をお知らせしてくれました!
やったー!もう1つドラマ見れる!!
という気持ちと、
どうしよ〜手術始まっちゃう。
怖くなってきた…。
という気持ちを行ったり来たりしながら手術までの時間を過ごしていました。
そして、14時30分頃看護師さんが来て一緒に手術室へ移動することに!
点滴のガラガラを押しながら歩いて手術室へ。
手術室に入る時に自分のフルネームを言い、自分で手術台の上に寝転がりました。
お子さん小さいんだね〜
と、唐突に世間話が始まり少し話した後に口元にマスクを当てられ
よーし!じゃあ深呼吸しようか!
大きく息を吸って〜吐いて〜
と、先生に言われるままに深呼吸を2、3回したあと少し息苦しくなり、
「うっ、吐く」って思った直後からの記憶がないです。
あんころさーん!終わりましたよー!
と、肩をトントンされて目が覚めました。
麻酔の影響なのか喉がカラカラで返事するのが大変でした…。
あんころさーん、無事に終わりましたよ〜
ちょっとね、思ったよりも大物だったよ!!
と、なんだか少し興奮している先生から一言もらって部屋へ。
部屋へ戻って少ししてから少しずつ感覚が戻ってきて、
それと同時にものすごい寒気に全身がガタガタ震え出しました。
すぐに看護師さんが電気毛布をかけてくれたので震えは治りました。
しかし今度は、お尻がジンジンと痛くなってくる…。
手術室出る前に痛み止めの点滴入れたから、
効果が出るまで少しの辛抱!頑張ってね!!
と看護師さんに言われたのでひたすら深呼吸をして痛みを逃していました。
お尻痛みレベル:★★★★★
深呼吸をして痛みに耐えること約1時間…。(時計見れてなかったので体感です)
徐々に痛み止めが効き始めてスマホを触る余裕が出てきました。
家族に手術が終わったことを報告。
そこからLINEでやり取りをしたり、SNSを見たりして時間が経つのを待ちました。
お尻痛みレベル:★★★★☆
こと時の痛みはレベル4くらいに下がりました。
術後のMAX痛い時に比べれば、まだ耐えられるレベルでした。
しかし、ベッドが硬く平らだったためなかなか熟睡できませんでした。
寝ては起きてを繰り返し翌日の朝を迎えました。
【2023年12月21日】
起床後は検温と血圧測定、お尻の傷の確認がありました。
おはよ〜!
お尻はどう?痛みある?
痛いようなら痛み止めの錠剤あるけど飲む?
お尻が痛むことを看護師さんに伝えると、錠剤タイプの痛み止めを提案してくれました!
前日の夜から変わらず痛みのレベル4だったので、痛み止めを飲むことにしました。
その後、1日の流れの説明があり朝食の時間になりました。
1日ぶりに食べるご飯は普通食でした!
帝王切開のときは、回復食でおかゆだったので普通食が出てきて驚きました笑
ご飯を食べるということは、便としていずれ出さなければならないということ。
お尻が痛すぎてご飯を食べるのが少し怖かったです。
少しでも便秘・お尻に良くなるようにたくさん噛んで食べよ…。
食後からお薬が処方されました。
- 抗生剤
- 便を柔らかくする薬
- 痛み止め
- お尻の腫れを鎮める薬
4つとも全て錠剤タイプのお薬です。
痛み止めは朝食前に飲んでしまったので、次回は昼食後に飲むように指示されました。
朝食後に抗生剤の点滴を1本入れ、その後ルートを外してもらいました。
昼食前に血液検査用の採血と、尿の管を抜いてもらいました。
尿の管を抜いてもらう時に、
全然歩き回って大丈夫だからね!
と看護師さんに言われましたが、動くのが怖くてそのままベットで横になっていました。
お尻の痛みレベル:★★★☆☆
痛み止めが効いているのか、この時には痛みが少し治まってきました!
ですが、痛みの他にものすごい違和感を感じていました。
お尻の主張が激しいと言いますか…。
その違和感の正体がわからなかったということもあり、安静にしていました。
スマホを見たり、昼寝をしたりして過ごして昼食の時間!
昼食も普通食でした。食後に4つの錠剤を飲んだあたりで尿意が…!!
術後、初めて自分の足で歩いてトイレに行きました。
お尻に違和感はあるものの案外普通に歩けて自分で驚きました笑
便座に座ると怖さでなかなか尿が出てきません。
「大丈夫。大丈夫。」と自分に言い聞かせて呼吸で体の力を抜くことに集中。
なんとか出すことができました。が、次のステップです。
今度は、お尻を拭くのが怖い!!!
トイレをした後はウォシュレットを使って清潔にね!
と看護師さんから言われていたので水圧を最弱にしてウォシュレットを。
最初は傷に直接当たらないように、お尻を浮かせてずらしながら洗浄。
水圧に耐えられると思ったので、傷にも直接当てて洗浄。
痛くなかったです!
ウォシュレットの後はトイレットペーパーで拭き取り。
お尻を拭くときは擦らないで、押し当てて拭いてあげてね!
と看護師さんに言われていたので、やさしーくお尻をトントン。
薄らとトイレットペーパーに血がついていました。
朝一の傷の確認時に「薄ら血が出てるくらいなら問題ないよ」と言われていたので、
血がついたトイレットペーパーを見ても動揺せずにすみました。
ゆっくり丁寧にお尻を洗浄していたので時間がかかってしまいましたが、
術後初めてのトイレを無事に済ませることができました。
トイレの後は、歯磨きと洗顔をしました。
思っていたよりも歩けたのですが、
お尻を大きく動かすと傷が開いてしまいそうでゆっくーりゆっくーり歩いていました。
ベッドに戻った時に、ベッドのリモコンを発見!!
自分の快適な角度に調整できたので、ぐっすりと昼寝ができました!
産後、こうしてぐっすり昼寝できてなかったから嬉しかったな〜♪
15時頃看護師さんが来て退院後の生活についてお話ししてくれました。
- 1日3回できるだけ決まった時間に食事を摂る
- 栄養バランスに偏りのない食事を心がける
- 適度な量の乳製品や野菜、食物繊維をとり便通を良くするように心がける
- 刺激物(わさび、からし、香辛料など)を過度に摂取することは避ける
- アルコール摂取により下痢を起こす場合はアルコールの摂取を控える
- アルコールを摂取するときは手術後2週間後から少量ずつ
- 便意を感じたらトイレに行く(我慢しない)
- 強くいきまない
- できるだけ短時間(5分以内)で排便を済ませる
- 便を柔らかくするために水分を多めに摂る
- 排便後は肛門周囲をウォシュレットで洗浄し優しく拭き取る
- 過度な負担が掛からないように手術後2週間は長時間座ることを避ける
- 手術後2週間は自転車に乗ることを避ける
- 毎日入浴し肛門周りを清潔に保つ(湯船につかること)
- 傷口からの出血や痛みが消えるまで激しいスポーツは控える
- 肛門狭窄を予防するために定期的に外来通院する
この他はいつも通りの生活を送っても問題ないよ!
退院後の説明の後に術後検査の予約と、退院時の支払い金額の説明がありました。
支払い金額をきいて驚きました…。
84,560円!?
60,000円くらいって聞いていたのでびっくり。手持ちの現金が足らないので慌てて旦那に連絡。
足らない分の現金を退院時に持ってきてくれることになりました。
その後は再びスマホをみたり、ウトウトしたりを繰り返し夕食の時間に。
夕食も普通食。
排便への恐怖はまだまだありましたが、そんなの関係なくお腹は空きます笑
できるだけたくさん噛んで食べました。
食後は薬を飲んで歯磨き。
消灯時間の前に先生が来て診察。
うん!傷口も綺麗になってきているし心配ないね!
血液検査の結果も問題なかったよ〜
まだ少し痛むかもしれないけどお薬飲んで調整していこうね!
とのことで、術後の経過は順調のようです。
消灯前に看護師さんも来てくれて、
先生が問題ないって言ってたから、
明日の朝は診察なしで準備出来次第退院になるよ〜!
とのこと。
先生が1人で外来をこなしている病院なので診察の待ち時間がとても長いんです…。
なので診察がないことで、その分早く家に帰ることができそうです♪
お尻の痛みレベル:★★☆☆☆
薬のおかげで痛みはほぼないけれど、ずっと続く違和感…。
この違和感がとっても気持ち悪かったですが、
ベッドの角度を調整できるようになったのであっという間に熟睡でした笑
【2023年12月22日】
起床後、検温・血圧測定・傷の確認がありました。
傷口大丈夫そうだね!
11時頃退院になるからその頃にまた来るね〜
朝食を食べ、お薬を飲み早めに退院の支度を終わらせることにしました。
歯を磨き、着替えて荷物をまとめました。
2時間くらい時間があったので、ひとり時間を満喫することにしました。
家に帰ったら当分ない1人時間!噛み締めるぞ〜!!
スマホを少しいじってから昼寝。1時間くらいは寝れたと思います。
起きた頃に看護師さんが来て、会計の準備できたので窓口へ行くように言われました。
会計前に旦那から不足分の現金を受け取り、無事精算完了!
領収書をもらって車で帰宅しました〜!
お尻の痛みレベル:★★☆☆☆
退院〜手術後1ヶ月
【2023年12月22日】
退院したその足でスーパーへ食材の買い出しに行きました。
道中車内はガタガタ揺れました(当りまえ笑)
旦那よ…もう少し優しく運転しておくれ…
動くたびにいつお尻の傷が開くか怖い。
シートベルトをしていましたがなるべく浅く座り、お尻を軽く浮かして座っていました。
足は疲れますが、傷口が開く恐怖に比べたら大したことありません笑
スーパーでは便秘に良いものを中心にお買い物。
これまで意識して買ったことがない食材ばかりで戸惑いました。
それに加え、まだまだ歩くスピードもゆっくりだったので
これまでの倍の時間をかけてなんとか買い出し終了。
- さつまいも
- バナナ
- ヨーグルト
- 牛乳
- れんこん
- カボチャ
- ごぼう
- キャベツ
- りんご
- こんにゃく
どうやって調理したらいいのかわからないままとりあえず購入していました。
とりあえず蒸し野菜か豚汁で過ごそうかな〜
お尻の痛みレベル:★★☆☆☆
【2023年12月23日】
手術後3日目、退院1日目でついに排便がありました!
我慢するためにお尻に力を入れるのも怖かったので、
便意をもよおしてからは急いでトイレに駆け込みました。
トイレに入ってから、もう出るっていうことはわかっているのに
怖い!怖い!!怖い!!!
と頭の中は恐怖でいっぱい…。
それでも「逃げちゃダメだ」と何処かから声が聞こえたような気がして
意を決して踏ん張りました。
あれ?!そんなに痛くない!!
しかも指で押し戻す必要もない!!!
便を柔らかくする薬を服用しているおかげで、柔らかい便がするする出てきました。
ウォシュレットで良く洗浄してトイレットペーパーで優しくトントン。
手術後3日経っていますが、まだ薄らトイレットペーパーに血が付きます。
トイレから出た時の幸福感は忘れられません。
今までの痛みはなんだったの!?
こんなに苦しまずに排便できるなら
もっと早く病院に行っていればよかった!!
苦しまずに、変な汗をかかずに排便できてとても嬉しかったです。
しかし、良く洗浄しても傷にしみるが…。2時間くらい続きました。
どうしても我慢できないときは再度ウォシュレットで洗浄、
あとは家事などをこなして気を紛らわせて過ごしました。
お尻の痛みレベル:★★☆☆☆
【2023年12月25日】
術後の診察のため病院へ。
お尻の傷の程度を確認。
傷口も綺麗に治ってきているね〜
うん!問題なさそうだ!!
年末年始に入るから多めにお薬出しておくね〜
と、5分もしないで診察は終了しました。
お尻の痛みレベル:★★☆☆☆
【2023年末〜2024年始】
術後初めての排便があってから、毎日排便していましたが
お薬のおかげで全く痛くありません!!
年末年始で食生活が荒れていて少し不安でしたが、大丈夫でした♪
お尻の痛みレベル:★★☆☆☆
【2024年1月7日〜15日】
この頃になってくるとお尻の痛みはだいぶ落ち着いてきました。
しかし、とってもお尻がかゆい!!!
擦り傷にできたかさぶたがかゆいのと似たかゆさ…。
掻きむしりたいけど、我慢。
ボラギノールを塗るのもNGだったので、
どうしても我慢できないときはウォシュレットで洗浄(冷やして)凌いでました。
お尻の傷の痒みにプラスして、お尻からの出血用にずっと当てているナプキンで
かぶれてしまいそっちも痒かった…。
かぶれの方にはオロナイン軟膏を塗り過ごしていました。
お尻の痛みレベル:★☆☆☆☆
【2024年1月22日】
術後の検査と診察のために病院へ。
手術前に行ったマノメトリーとお尻の感覚検査を行いました。
術前にやったときすごく痛かったんだよな…。
お尻の傷もまだ怖い…。
痛いだろうなとビビりながら診察室へ。
検査始めていくね〜!
術前より痛くないから安心して!
はい、全身の力抜いてリラックス〜
看護師さんの掛け声に合わせて深呼吸で全身の力を抜くように意識しました。
器具を入れるためお尻の皮膚を引っ張られ、
お尻に検査用の器具を入れられてどんどん検査が進んでいきます。
あれ?そんなに痛くないかも?!
術前はあんなに激痛だったのに、痛みをほぼ感じません。
さすがに検査器具を入れるとき出すときはものがあたる感覚があるので、
少し「うっ」とはなりましたが、それ以外は嘘みたいに痛くありませんでした。
2つの検査が終わり先生の診察へ。
傷が炎症を起こしてるね〜
その影響で皮膚が少し盛り上がってるのわかる?
抗生剤処方するからそれ飲んでね!
とのこと。確かにお尻の皮膚が少し盛り上がっているのは自分でもわかっていました。
痛みが強くなるわけではなかったので、手術すると皮膚の形が変わるのかな〜
くらいに思っていて自分から先生に報告しようとも思いませんでした笑
診察の最後にまた1ヶ月後に来るように言われこの日は終了しました。
お尻の痛みレベル:★☆☆☆☆
【2024年1月23日〜】
術後の検査である程度お尻を動かしても大丈夫ということがわかってから、
あまりお尻に意識がいくことがなくなりました。
術前と同じようにスタスタ歩けるようになり、
夫婦生活も(少しビビりながらでしたが)再開。
1月22日に処方された1週間分の抗生剤を飲み切る頃には、
傷口の盛り上がりも小さくなっており、その後1週間くらいで無くなりました!
そして、うっすらと出ていた血もいつの間にが止まっていました。
お尻の痛みレベル:☆☆☆☆☆
入院に持って行ってよかったもの
最後に入院に持って行って良かったもの、持って行けば良かったと思ったもの、
不要だったものをまとめたいと思います。
【持って行って良かったもの】
- 歯磨き
- 割り箸
- スリッパ
- イヤホン
- スマホ充電コード
- 医療用着圧ソックス
- 生理用ナプキン
- 小銭
- 飲み物
【持って行けば良かったと思ったもの】
- 延長コード
- スマホのモバイルバッテリー
- ワイヤレスイヤホン
- 汗拭きシート
- ドライシャンプー
【不要だったもの】
- ボディーソープ
- シャンプー
- リンス
- パジャマ
1つずつ解説していくよ!
・歯磨き
術後ベッドから移動できなかったのはたった数時間だけでしたが、
お口の中が気持ち悪かったです。
・割り箸
病院からの案内では「箸」となっていました。
しかし入院中の食事が4回あり、その度に箸を洗いに行くのはめんどうでした。
入院前にこのことに気づけたので割り箸を持って行って正解でした!
・スリッパ
入院中の院内を移動するときに履いていました。
スッと履けるので動くことが億劫でも簡単に履くことができました。
・スマホ充電コード
入院中は基本ベッドの上で安静に過ごします。
ベッドの脇にテレビも備え付けられていましたが、
スマホの方がいろんな方法で時間を潰せるのでたくさん使用しました。
・イヤホン
スマホで動画を視聴するように持っていきました。
・医療用着圧ソックス
帝王切開の時に助産師さんが言っていたことを、看護師さんに今回も言われました笑
持っていない場合は購入だったので出費を少しだけ抑えることができました。
・生理用ナプキン
術後、お尻からごく僅かですが出血が続きます。
その出血を抑えるためショーツにつけるのですが、これも持っていない場合は購入でした。
・小銭/飲み物
部屋の中が乾燥していたこと、なるべく便を柔らかくしたかったということで、
入院中はたくさん水を飲んでいました。
500mlのペットボトルを2本持参しましたが足りず、2本追加で購入しました。
・延長コード/モバイルバッテリー
ベッドの枕元から離れた場所にコンセントがあり、充電しながらのスマホ操作はできませんでした。
ほぼ一日中スマホをいじっているので充電の減りもかったため、
充電しながらスマホの操作ができたらもう少し快適に過ごせたのかなと思いました。
・ワイヤレスイヤホン
入院中は点滴の管だったり、ナースコールのコードなどベッドの近くにはたくさん線があります。
今回持参したイヤホンは有線タイプだったので点滴の管に絡まってしまわないように、
気をつけながらスマホを操作するのは地味にストレスでした。
そしてスマホを充電しているときはイヤホンが差し込めず、
寝て過ごすしかなかったのでワイヤレスの方が楽だったかなと思いました。
・汗拭きシート/ドライシャンプー
手術当日、手術翌日とお風呂禁止でた。
首や頭が少し気持ち悪かったので、気分転換のためにも持参すれば良かったと思いました。
・ボディーソープ/シャンプー/リンス
そもそも入院期間中がお風呂禁止だったので持っていく必要がありませんでした。
(入院前はお風呂禁止だと知りませんでした…。)
・パジャマ
人によっては普段使い慣れているパジャマの方がリラックスできていいのかもですが、
私はこだわりがなかったのでスウェットでした。
なるべく荷物を増やしたくなかったので、入院から退院まで下のスウェットは同じものを履き続けました。
おわりに
いかがだったでしょうか。最後までお読みいただきありがとうございました。
手術前から手術後までだらだらと書き綴ってしまいましたが、
そのときの心情や、先生や看護師さんの言葉はほぼそのままです。
この体験談をきっかけに、痔の治療をしてみようと思われる方が1人でも多くなることを願っております。
費用や時間はそれなりに取られてしまいますが、
この先の人生、排便はずっと続きます!
お尻の不安がなくなるだけで、前向きになれます!!
今はそこまで酷くないからと思っていてもあっという間に悪化します。
お尻に違和感を異変を感じたら、早めの受診をお勧めします。
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