今年の冬は暖かいのか、それとも寒いのか。
衣替えや冬支度のタイミングに悩みますよね。
結論から言うと、
気象庁の寒候期予報(9月18日発表)では、
2026〜2027年の冬は全国的に暖冬の見込みです。
東日本・西日本の気温は「高い」が60%とされています。
ただし、急な寒波や大雪には注意が必要です。
この記事では、予報の内容と備え方を整理します。
この記事で分かること
- 気象庁の寒候期予報にある気温と雪の見通し
- 11月・12〜1月・2月の月ごとの傾向
- 日本海側と太平洋側で雪の予想が違う理由
- 暖冬でも必要な備え(服装・冬用タイヤなど)
- 暖冬になる背景についての編集部の考察(予想)
今冬は全国的に暖冬の予想
| 地域 | 気温の見通し |
|---|---|
| 北日本 | 平年並か高い |
| 東日本 | 高い(60%) |
| 西日本 | 高い(60%) |
| 沖縄・奄美 | 高い(70%) |
冬型の気圧配置が続きにくいため、
本格的な冬の到来は遅れる見込みです。
ウェザーニュースも、気象庁の3か月予報として
冬の訪れが遅れる可能性を伝えています。
月ごとの気温の傾向
tenki.jpの記事(9月30日付)をもとに、
月ごとの傾向をまとめます。
| 時期 | 見通し |
|---|---|
| 11月 | 全国的に平年より高く、暖かい秋。木枯らしは吹きにくい。前線が停滞して曇りや雨の日が続くこともある |
| 12〜1月 | 本格的な冬の到来は遅れ、全国的に暖冬傾向。ただし一時的に強い寒気が南下し、急に冷え込むことがある |
| 2月 | 平均気温は平年より高く、春は早まりやすい。一方で寒暖差が大きく、厳しい寒さが戻る可能性もある |
暖冬予報でも、毎日が暖かいとは限りません。季節全体の傾向であって、日々の天気を保証するものではありません。
雪の見通しは地域で違う
日本海側は雪が少なめ
冬型の気圧配置が続きにくいため、
日本海側の冬全体の降雪量は平年より少ない見込みです。
東日本と西日本の日本海側は
「少ない」の確率が50%と報じられています。
北日本は「平年並か少ない」です。
ただし、低気圧が通過したあとに
一時的な強い寒気が入り、
局地的な大雪になる可能性があります。
雪が少ない年でも、1回の大雪で
交通に影響が出ることがあります。
太平洋側は降水が多め
南岸低気圧が通過しやすく、
降水量は平年より多い見込みです。
気象庁の予報では、東日本の太平洋側・西日本・
沖縄奄美は「多い」、北日本の太平洋側は
「平年並か多い」とされています。
降水量には雪も含まれます。
低気圧のコースや気温によっては、
普段雪の少ない地域でも大雪になるおそれがあります。
暖冬でもできる備え
tenki.jpの記事では、次のような備えが挙げられています。
- 衣替えを先延ばしにせず、急な冷え込みに備える
- 冬の後半に暖かい日が続いても、防寒着はすぐに片付けず日々の気温に合わせて調整する
- 冬用タイヤは暖冬予報でも準備を早める。朝晩は路面が凍結するおそれがある
- 帰省や旅行で雪や凍結が予想される道を走る場合は、冬用タイヤなどを用意する
- 雪が予想される日は、外出や移動手段の変更も検討する
雪の予報が出てからだと、
店が混んでタイヤ交換が間に合わないこともある、
と同記事は注意を促しています。
地域別に見る冬支度のポイント
予報の内容を、お住まいの地域に当てはめるとこうなります。
| 地域のタイプ | 予報のポイント | 意識したいこと |
|---|---|---|
| 日本海側 | 降雪は少なめ。ただし局地的な大雪の可能性 | 寒気が入る日の天気予報と交通情報を確認する |
| 太平洋側 | 南岸低気圧が通りやすく降水は多め | 雪の少ない地域でも、低気圧の日は路面に注意する |
| 北日本 | 気温は平年並か高い | 例年どおりの防寒を基本に、気温の変動に合わせる |
| 沖縄・奄美 | 気温は高い(70%) | 暖かさの中でも、寒気の入る日の服装に注意する |
同じ「暖冬」でも、地域によって
気をつけたい点が違います。
お住まいの地域のタイプに合わせて、
予報の読み方を変えてみてください。
予報の「確率」の読み方
気象庁の寒候期予報は、
「高い」「平年並」「低い」の3つに分けて、
それぞれの確率を示す形式です。
今回の「高い60%」は、
暖冬になる可能性が最も高いという意味で、
必ず暖冬になるという意味ではありません。
- 確率の高い階級が、最も起こりやすいと見込まれている
- 残りの確率の分だけ、別の結果になる可能性もある
- 季節全体の傾向で、日々の天気を示すものではない
たとえば雪についても、
「少ない」が50%という数字は、
半分程度の見込みということです。
平年並や多い年になる可能性も残っているため、
備えは省略しすぎないようにしましょう。
衣替えのタイミングを考えるヒント
暖冬予報だと、冬物を出す時期に迷いがちです。
11月は全国的に平年より高い予報ですが、
前線が停滞して曇りや雨の日が続いたり、
短期間で気温が下がったりすることもあるとされています。
朝晩の冷え込みに対応できるよう、
薄手の羽織りものやインナーを
手の届く場所に置いておくと安心です。
12〜1月は一時的に強い寒気が南下する可能性があり、
2月は暖かさの後に寒さが戻る可能性があると
されています。
冬物をしまうのは、
日々の気温を見ながら遅めにするのが無難です。
【考察】なぜ今年は暖冬になりやすいのか
ここからは編集部の考察(予想)です。
結論として、
今回の暖冬予想は「エルニーニョ現象の強さ」が
最大の背景ではないでしょうか。
そう考える理由は2つあります。
1つ目は、エルニーニョ現象が冬にかけて続くことです。
気象庁の監視速報では、冬にかけて続く確率は100%とされています。
エルニーニョ発生時の日本は暖冬になりやすいと
説明されており、予報の大前提になっているはずです。
2つ目は、秋から冬にかけての大気の流れです。
tenki.jpの記事によると、正のインド洋ダイポールモード現象が
秋にかけて発達する予想で、
寒気が南下しにくくなるとされています。
さらに冬はフィリピン付近で高気圧が強まりやすく、
暖かく湿った空気が流れ込みやすいとされています。
複数の要因が重なって、暖冬の予報になっていると考えられます。
もちろん、これは編集部の予想です。
予報は確率で示されるもので、確定ではありません。
最新の発表は気象庁のページで確認してください。
よくある質問(Q&A)
Q. 暖冬なら冬用タイヤは不要ですか?
tenki.jpの記事では、暖冬予報でも準備を早めることが
勧められています。朝晩は路面が凍結するおそれがあるためです。
Q. 雪が少ないなら大雪は降りませんか?
降雪量は少なめの予報ですが、
局地的な大雪の可能性は否定されていません。
Q. 予報はいつ更新されますか?
気象庁の3か月予報は毎月発表されます。
最新の内容は気象庁の公式ページで確認できます。
まとめ
- 気象庁の寒候期予報では、今冬は全国的に暖冬の見込み
- 東日本・西日本の気温は「高い」が60%、沖縄・奄美は70%
- 日本海側の雪は少なめ、太平洋側は降水が多めの予想
- 急な寒波や局地的な大雪には注意が必要
- 衣替えや冬用タイヤの準備は早めに
暖冬予報でも、寒い日は必ずやってきます。
天気予報をこまめに確認しながら、
冬支度を進めていきましょう。
参考にした解説
- 2026〜2027年冬は全国的に暖冬予想 ただし急な寒波と大雪に注意(tenki.jp)
- エルニーニョ現象は冬にかけて続く 9月9日発表 最新の監視速報(tenki.jp)
- 気象庁3か月予報 冬の訪れは遅れる可能性(ウェザーニュース)

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