タイムズカーの会員情報が、不正アクセスによって大量に流出したと発表されました。
流出した情報には、運転免許証の画像も含まれています。
「自分は対象なのか」「何をすればいいのか」と不安な方に向けて、
発表内容と自衛策を整理します。
この記事で分かること
- 漏えいの規模(約660万件)と流出した情報の種類
- 免許証の画像が流出すると、何が心配なのか
- 信用情報機関3つ(JICC・CIC・KSC)への本人申告
- 今日からできる自衛策
- 編集部の考察(予想)
タイムズカー情報漏えいの概要
タイムズモビリティは9月28日、
タイムズカーのWebシステムが不正アクセスを受けたと発表しました。
約660万件のアカウント情報が、
第三者に取得されたとされています。
対象は、タイムズカーおよびタイムズビジネスサービスの会員・元会員と報じられています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 9月28日 |
| 原因 | Webシステムへの不正アクセス |
| 規模 | 約660万件のアカウント情報 |
| 対象 | タイムズカー/タイムズビジネスサービスの会員・元会員 |
流出したとされる情報
- 氏名
- 住所
- 生年月日
- 電話番号
- メールアドレス
- 運転免許情報
- 運転免許証画像などの本人確認書類情報
パスワードも取得されましたが、会社側は復元できない形式で保管していたと説明していると報じられています。
一方で、氏名や住所、生年月日などは、
パスワードのように変更できない情報です。
ここが、今回の漏えいで特に心配されている点です。
免許証画像の流出で何が心配なのか
免許証の画像には、氏名・住所・生年月日・顔写真が一枚に載っています。
本人確認に使われる書類であるため、
悪用された場合の影響が大きいと指摘されています。
専門家の解説では、主に次のようなリスクが挙げられています。
- なりすましによる口座開設やローン契約
- 本人確認が必要だという偽の連絡による詐欺(フィッシング)
- 数年後に別の詐欺へ再利用される可能性
氏名や生年月日、住所まで把握されていると、
偽の連絡が本物に見えやすくなります。
「本人確認が必要です」といった連絡が来ても、
すぐにリンクを開かないことが大切です。
パスワードやカード番号と違い、変更が難しい情報だからこそ、
長く注意が必要です。
慌てずに、できる対策を一つずつ。
「必ず被害に遭う」わけではありませんが、
備えておく価値はあります。
信用情報機関への「本人申告」とは
今回の対策として注目されているのが、
信用情報機関への本人申告です。
個人情報が漏えいした事実を、信用情報機関に登録してもらう制度で、
ローンやクレジットの審査時に注意を促すことができます。
なりすましによる勝手な契約を防ぐ目的で利用されます。
| 機関名 | 主な加盟会社 |
|---|---|
| JICC(日本信用情報機構) | キャッシング会社など |
| CIC | クレジット会社など |
| KSC(全国銀行個人信用情報センター) | 銀行など |
3つの機関にそれぞれ申告すると、
より広い範囲で注意喚起ができるとされています。
費用は500円から1,000円程度と紹介されています。
申告の方法や必要書類は機関ごとに異なるため、
各機関の公式サイトで確認してください。
今日からできる自衛策
- タイムズカーの公式発表を確認し、自分が対象かどうかを確かめる
- 登録メールアドレスで使っているパスワードを変更する(使い回しがある場合は特に)
- 不審なメール・SMS・電話は無視し、公式サイトやアプリから確認する
- 身に覚えのないローンやクレジットの請求がないか、定期的に確認する
- 信用情報機関への本人申告を検討する
- 必要に応じて、本人確認書類の再発行を検討する(効果は限定的との指摘あり)
本人確認書類の再発行は、効果が限定的との指摘もあります。
それでも、不安が大きい場合は、窓口で相談してみるとよいでしょう。
何を優先すべきか迷ったら、まず会社の案内と、
信用情報機関の本人申告から検討してください。
やってはいけないこと
- メールやSMSに書かれたリンクから、ID・パスワードを入力する
- 電話で求められるまま、暗証番号や認証コードを伝える
- 「対象者かどうか確認します」という連絡に、個人情報を返信する
被害に気づいたときの相談先
身に覚えのない契約や請求に気づいたら、
すぐに契約先のカード会社や金融機関へ連絡してください。
あわせて、警察の相談専用電話(#9110)や、
消費者ホットライン(188)も利用できます。
相談するときのために、届いたメールや請求書は削除せず、
保管しておくと役立ちます。
対策は、一度にすべてやろうとしなくても大丈夫です。
できるところから順番に進めて、気づいたことがあればメモに残しておきましょう。
【考察】今回の漏えいで、利用者が意識したいこと
ここからは編集部の考察(予想)です。
今回のような本人確認書類の流出では、
「すぐに被害が出る」よりも「時間が経ってから悪用される」
ことへの警戒が、より重要になるのではないでしょうか。
そう考える理由は2つあります。
1つ目は、情報の性質です。
氏名・住所・生年月日・顔写真は、
パスワードのように簡単に変えられません。
専門家の解説でも、流出した本人確認情報は、
数年後に別の詐欺やなりすましに再利用される可能性があると指摘されています。
2つ目は、偽の連絡の巧妙さです。
本物の企業の名前や、利用者の個人情報を使った連絡は、
本物に見えやすくなります。
今後しばらくは、「タイムズカーを名乗る連絡」や「本人確認を求める連絡」
に注意が必要になると考えられます。
そのため、一度対策をして終わりにせず、
数か月から数年のスパンで、請求や通知を確認する習慣が大切ではないでしょうか。
なお、これは編集部の予想であり、
実際の被害の有無や規模を示すものではありません。
会社からの続報や、警察・専門機関の注意喚起も、
あわせて確認してください。
よくある質問
Q. 自分が対象かどうかはどう確認できますか?
タイムズカーの公式発表や、登録メールアドレスへの案内で確認してください。
会員だった方も対象になっている場合があります。
Q. 免許証が流出したら、すぐに悪用されますか?
必ず悪用されるとは限りません。
ただし、なりすましや詐欺に使われるおそれがあると指摘されているため、
早めの対策が推奨されています。
Q. 本人申告はどれくらいかかりますか?
費用は500円から1,000円程度と紹介されています。
手続きの詳細は、JICC・CIC・KSCの公式サイトで確認してください。
まとめ
タイムズカーは9月28日、不正アクセスにより約660万件のアカウント情報が取得されたと発表しました。
氏名・住所・生年月日などに加え、
運転免許証画像も含まれています。
なりすましや詐欺への備えとして、
信用情報機関3つへの本人申告が紹介されています。
公式の案内を確認し、パスワードの変更や、
不審な連絡への注意を徹底してください。
不安な場合は、消費生活センターなどの公的な窓口にも相談できます。
参照リンク
- タイムズカー、660万件の個人情報流出(アスキー/Yahoo!ニュース)
- 免許証が流出した際の自衛策は(ライブドアニュース)
- タイムズカー情報漏えい、免許証画像の流出が重い理由(サイバーセキュリティ情報)

コメント