台風30号は、このあと日本に近づくのか、
それとも大陸へ向かうのか。
進路が気になりますよね。
結論から言うと、
進路はまだ大きく分かれています。
従来の物理モデルは台湾から大陸へ向かう予想が多く、
AIを使ったモデルは沖縄の南を通ったあとに
北東へ向かう予想が多いとされています。
北上した場合は、沖縄本島、九州、本州にも
影響が及ぶ可能性があります。
この記事では、10月20日3時時点の情報をもとに整理します。
この記事で分かること
- 物理モデルは台湾・大陸方向、AIモデルは北東方向の予想が多い
- 沖縄の南で北に向きを変えると、沖縄本島・九州・本州にも影響の可能性
- 10月21日は猛烈な勢力のまま沖縄の南を西北西へ進む予想
- 23日からは速度が落ち、先島諸島で暴風のおそれ
- 進路の不確実性は、日がたつにつれて小さくなる見込み
進路予想は大きく2パターンに分かれる
ウェザーニュースの解説によると、
30号の進路は大きく2つのパターンが考えられています。
| パターン | 内容 | 影響が考えられる範囲 |
|---|---|---|
| 西進型 | 台湾を経て大陸へ向かう | 先島諸島が中心 |
| 北上(転向)型 | 沖縄の南を通ったあと、北や北東へ進む | 沖縄本島・九州・本州にも影響の可能性 |
10月19日15時の時点では、
多くの物理モデルが台湾から大陸へ向かう予想でした。
一方、AIモデルの多くは、沖縄の南を通ったあとに
北東に向きを変える予想でした。
AIモデルの傾向は途中で変わっている
面白い点として、15日21時の時点の解説では、
AIを使った予測モデルは従来型より西寄りの予想が多いとされていました。
それが19日から20日にかけては、
AIモデルのほうが北寄りの予想が多い、という内容に変わっています。
台風が発達して位置が変わるにつれて、
予想の分かれ方も変わったことが分かります。
| 解説の時点 | AIモデルの傾向 |
|---|---|
| 10月15日21時 | 従来型より西寄りの予想が多い |
| 10月19日15時 | 沖縄の南を通ったあと北東へ向かう予想が多い |
| 10月20日3時 | 従来型より早く北へ向きを変える予想が多い |
沖縄の南で北に向きを変えたら?
20日3時の解説では、もし沖縄の南で
台風が北に向きを変えた場合、
影響は沖縄本島、九州、本州にまで及ぶ可能性がある、
とされています。
反対に、そのまま西へ進む場合は、
影響は主に先島諸島や台湾方面になります。
どちらになるかは、まだ決まっていません。
【考察】進路予想が分かれやすいのはなぜか
ここからは編集部の考察(予想)です。
今回の進路が読みにくいのは、
台風が沖縄の南で速度を落とす見込みだからではないでしょうか。
そう考える理由は2つあります。
1つ目は、解説で「23日から動きが遅くなる」とされている点です。
速度が落ちる時期は、わずかな風の違いで
進む向きが変わりやすいと一般に言われます。
モデルごとの差も出やすいと考えられます。
2つ目は、予想が分かれる地点が、
ちょうど沖縄の南に集中していることです。
解説でも、予想の差が大きく広がるのは
沖縄付近を通ったあとの段階だとされています。
ここが分かれ目になりそうです。
ただし、これは編集部の予想です。
正式な進路は、気象庁の台風情報で確認してください。
これからの流れ(解説で確認できた範囲)
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 10月21日 | 猛烈な勢力のまま、西北西へ速く進む。沖縄の南で最盛期の予想 |
| 10月22日ごろ | 沖縄でうねりが高くなり、波が非常に高くなる予想 |
| 10月21〜23日 | 先島諸島で最大瞬間風速30m/sを超える暴風、海は大しけ |
| 10月23日〜 | 動きが遅くなり、沖縄で暴風が吹き始めるおそれ。大雨の所も |
沖縄本島では、北東の強い風と高い波が予想されています。
台風の周りの雨雲が、南西諸島にかかるおそれもあります。
物理モデルとAIモデルは何が違う?
天気予報で使われる従来の予測は、
大気の動きを物理法則で計算する「数値予報モデル」が中心です。
これが解説でいう「物理モデル」にあたります。
一方、AIを使った予測モデルは、
過去の大量のデータから進路のパターンを学習して予測します。
近年、台風の進路予想でも使われるようになりました。
地域別:いま気をつけたいこと
| 地域 | 解説で確認できた影響 |
|---|---|
| 先島諸島(宮古・八重山) | 21〜23日に最大瞬間風速30m/s超の暴風、海は大しけ |
| 沖縄本島 | 北東の強い風と高い波。うねりは22日ごろ非常に高くなる |
| 南西諸島全体 | 台風周辺の雨雲がかかり、大雨となるおそれ |
| 九州・本州 | 北上した場合に影響の可能性(現時点では確定していない) |
九州や本州にお住まいの方も、
まだ進路が確定していないため、
今後の情報を確認しておくと安心です。
天気予報や台風情報は、1日に何度か更新されます。
ここまでの予報の変遷
30号の予報は、日がたつごとに少しずつ具体的になってきました。
- 15日21時:マーシャル諸島の西を進行。来週前半には非常に強い台風になる見通しで、その後は西進か北東かで不確実性が大きい
- 19日15時:フィリピンの東で猛烈な勢力に。21〜22日に沖縄の南へ達する予想
- 20日3時:週末に非常に強い勢力で沖縄に接近する可能性が高まる。進路の不確実性は引き続き大きい
5日前に比べると、沖縄方面へ接近する可能性が高まってきました。
一方で、その先の進路は、今も定まっていません。
発表のたびに内容が更新されるので、
古い情報のままにせず、最新の発表を確認してください。
進路予想を見るときのポイント
- 進路は「予報円」の中心だけでなく、円の大きさも見る(大きいほど不確実)
- 1つの予測モデルだけで判断せず、気象庁の発表を基準にする
- 台風が遠くても、大型の場合は強い風が吹くことがある
- 最新の情報は、気象庁の台風情報で1日に何度か確認する
確認できていないこと
- 各モデルの具体的な進路図や、到達日時
- 沖縄本島・九州・本州への具体的な接近時期
- 波の高さや雨量の具体的な予想値
- 気象庁の最新の進路予報(本記事の情報は10月20日3時時点)
これらは、気象庁の最新発表をご確認ください。
進路は変わる可能性があります。
よくある疑問Q&A
Q. 日本本土に来る可能性はある?
あります。沖縄の南で北に向きを変えれば、
九州や本州に影響が出る可能性があると解説されています。
ただし、現時点では確定していません。
Q. 予想はいつごろ絞れる?
解説では、日がたつにつれて予測の誤差は
小さくなる見込みとされています。
時間がたつほど、進路が絞られていくはずです。
Q. 進路の情報はどこで確認すればいい?
気象庁の台風情報が基本です。
テレビやニュースの天気予報も、
更新のたびに最新の進路を伝えています。
Q. 先島諸島の暴風域確率は?
20日3時の時点では、八重山地方83%、
宮古島地方53%、沖縄本島地方2%でした。
まとめ
- 進路は西進型と北上型で分かれていて、まだ確定していない
- 物理モデルは大陸方向、AIモデルは北東方向の予想が多い
- 北上した場合は、沖縄本島・九州・本州にも影響の可能性
- 23日から動きが遅くなり、沖縄で暴風のおそれ
- 最新の進路は気象庁の台風情報で確認する
進路が決まるまでは、どちらのケースにも備えておくと安心です。
最新の情報を、こまめに確認してください。
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