2024年、2025年とアメリカン・リーグ(AL)のサイ・ヤング賞を連覇したタイガースのタリク・スクバル投手。
今季もAL本命候補なのでは、と気になっている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、スクバル投手は8月のトレードでドジャースへ移籍したため、2026年のALサイ・ヤング賞の選考対象からは外れています。
なぜ対象外になったのか、現時点でのAL本命候補は誰かを、報道をもとに整理しました。
- スクバル投手がAL サイ・ヤング賞の対象外になった理由
- タイガースからドジャースへのトレードの経緯と対価
- 2026年AL サイ・ヤング賞の現時点での有力候補
- シュリットラー投手・シース投手の最新成績比較
- サイ・ヤング賞の発表時期の見込み
結論:スクバル投手は今季ALの対象外
先に結論を整理します。
2024年から2025年にかけてAL連覇を果たしたスクバル投手は、2026年8月2日に正式発表されたトレードで、ロサンゼルス・ドジャースへ移籍しました。
ドジャースはナ・リーグ(NL)の球団のため、スクバル投手は2026年のALサイ・ヤング賞の選考対象から外れています。
米メディア各社の報道によると、これにより2023年のゲリット・コール投手(ヤンキース)以来、3年ぶりにスクバル投手以外の投手がAL賞を受賞する見通しになりました。
現時点(9月18日)でのAL本命候補は、ヤンキースのカム・シュリットラー投手と、ブルージェイズのディラン・シース投手の2人に絞られています。
ニュースで分かったこと:トレードの経緯
米大リーグ公式サイトなどの報道によると、ドジャースとタイガースのトレードは2026年8月1日(現地時間)に合意し、翌8月2日に正式発表されました。
ドジャースはスクバル投手を獲得する見返りとして、ザイヒル・ホープ外野手、リバー・ライアン投手、ブレイディ・スミス投手の3選手をタイガースへ放出しています。
スクバル投手はタイガース在籍時の今季成績で7勝5敗、防御率2.79。
移籍後はドジャースの先発ローテーションに加わり、9月時点での今季トータル成績(タイガース+ドジャース)は10勝7敗、防御率2.70、奪三振173という報道があります。
なぜタイガースはスクバル投手を放出したのか
米メディアの報道によると、タイガースは今季開幕時こそ地区優勝候補と見られていましたが、5月に6勝22敗と大失速。
7月29日のオリオールズ戦でも大量点差を逆転されるなど、上位進出が厳しい状況になっていました。
スクバル投手は2026年シーズン終了後にフリーエージェント(FA)権を取得する予定だったため、タイガース球団としては残留交渉が不調に終われば無償で失うリスクがありました。
そのため、将来性のある若手選手と早めに交換する方針へ傾いたと報じられています。
トレードの見返りとして獲得したリバー・ライアン投手は、時速160キロ近い速球を持つ先発候補として、タイガースが期待をかけている投手です。
なぜAL対象外になったのか
サイ・ヤング賞は、ア・リーグとナ・リーグそれぞれの最優秀投手に贈られる賞です。
スクバル投手は今季途中からナ・リーグのドジャースに所属しているため、CBSスポーツなど複数の米メディアは、スクバル投手が2026年のALサイ・ヤング賞レースから外れたと報じています。
なお、ナ・リーグ側では山本由伸投手の動向もサイ・ヤング賞と絡めて話題になっていますが、本記事はア・リーグ・スクバル投手に関するニュースを中心にお伝えします。
もしスクバル投手がタイガースに残っていれば、AL史上初となる3年連続サイ・ヤング賞に挑戦していた可能性もありました。
有力候補を比較:シュリットラー投手とシース投手
スクバル投手が抜けたAL サイ・ヤング賞レースは、ヤンキースのカム・シュリットラー投手と、ブルージェイズのディラン・シース投手による事実上の一騎打ちになっています。
9月半ば時点の報道をもとに、両投手の成績を比較しました。
| 項目 | シュリットラー投手(ヤンキース) | シース投手(ブルージェイズ) |
|---|---|---|
| 防御率 | 1.95 | 2.25前後 |
| 投球回 | 184.2 | 156.1前後 |
| WHIP | 0.90 | 1.04前後 |
| 奪三振の目安 | K/9で11.1 | 221前後(9月中旬時点) |
| 与四球 | 非公表(四球率2.1 BB/9) | 65前後 |
防御率とWHIPではシュリットラー投手が優勢です。
一方のシース投手は奪三振数で存在感を示しており、報道によるとブルージェイズの球団シーズン最多奪三振記録の更新にも迫っています。
スポーツメディアのジャストベースボールは、9月16日時点の分析でシュリットラー投手が「ほぼ確実」にサイ・ヤング賞を手にすると評価しています。
ただし別のメディアではシース投手を最有力とする見方も伝えられており、評価が分かれているのが実情です。
なお、8月時点ではソニー・グレイ投手(レッドソックス)やギャビン・ウィリアムス投手(ガーディアンズ)の名前も候補として挙がっていましたが、9月に入りシュリットラー投手とシース投手の2人に絞られつつあります。
シュリットラー投手はどんな選手?
シュリットラー投手は2022年ドラフト7巡目でヤンキースに指名された投手です。
マイナーでの実績も突出していたわけではありませんでしたが、2025年7月に故障者の代役としてメジャー初昇格。
今季は自身2年目のシーズンにして、いきなりAL防御率トップを走る大ブレイクを見せています。
スクバル投手不在のAL投手陣にとって、まさに台風の目のような存在です。
【考察】2026年AL サイ・ヤング賞は誰が獲る?
ここからは編集部の考察(予想)です。
現時点の情報を踏まえると、2026年のALサイ・ヤング賞は、シュリットラー投手がやや優位に立っているのではないでしょうか。
理由は主に3点考えられます。
1点目は防御率です。
9月中旬時点で1点台の防御率を維持しており、僅差になりやすいこの賞において大きなアドバンテージになると考えられます。
2点目はWHIPの低さです。
走者を出しにくい安定感は、投手の総合力を測るうえで記者からも評価されやすいポイントです。
3点目は、複数のスポーツメディアの分析で「シュリットラー投手がほぼ確実」という評価が出ている点です。
実際に投票権を持つ記者の見方に近い可能性があります。
一方で、シース投手は奪三振数やチーム記録更新のペースで強い印象を残しており、僅差の投票になれば逆転の余地も残ります。
あくまで現時点の成績とメディア分析に基づく編集部の予想であり、残りの試合結果や公式投票によって結果は変わる可能性があります。
サイ・ヤング賞はいつ発表される?
サイ・ヤング賞は、全米野球記者協会(BBWAA)所属の記者投票によって決まります。
投票はレギュラーシーズン終了後、ポストシーズン開幕前に締め切られるのが通例です。
2025年シーズンの受賞者(スクバル投手ら)は2025年11月12日に発表されており、2026年シーズンの受賞者も同様に11月中旬ごろの発表が見込まれます。
ただし、現時点(2026年9月18日)ではレギュラーシーズンがまだ残っており、公式な投票・発表はまだ行われていません。
今回紹介した順位や候補は、あくまで途中経過やメディアの分析による予想である点にご注意ください。
まとめ
タイガースで2年連続AL サイ・ヤング賞を受賞したスクバル投手は、2026年8月2日のドジャース移籍により、今季のALサイ・ヤング賞の選考対象から外れました。
現時点でのAL本命候補は、シュリットラー投手とシース投手の2人です。
- スクバル投手は8月2日のトレードでNL球団のドジャースへ移籍し、AL賞の対象外に
- AL本命は防御率1.95のシュリットラー投手(ヤンキース)
- 奪三振で存在感を示すシース投手(ブルージェイズ)が追う展開
- 公式発表はまだ行われておらず、例年通りなら11月中旬ごろの見込み

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